全給協 全国給食事業協同組合連合会
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用語集

 
か行
 
かみかみ給食
現代の子どもは柔らかい食品を好む傾向があり、このため顎の発達が遅れ、歯並びが悪い子どもが増えている。かみ合わせが悪いと脳の発達にも影響するといわれており、よくかんで食べる習慣を身につけることが大切。このため、学校給食では、炒り豆やするめなど歯ごたえのある食品を取り入れた献立の日を「かみかみ給食」等とよんで、よくかんで食べることを指導している。
 
 
缶詰
缶詰は食品を缶に入れ、空気を排除した後、完全に密封して、加熱殺菌したもの。中身が腐敗することなく常温でも長時間の保存が出来る。多くは薄い鉄板にスズをメッキしたブリキ製の容器に詰められている。
 
 
乾製品
原料を乾燥させて水分を少なくしたもので、 簡便な製品であり食品貯蔵方法としては長い歴史がある。乾燥によって風味が増し、その上、栄養価の損失がほとんどない。包装などほかの技術の併用により比較的乾度の低い製品が流通するようになってきている。例 素干し品(身欠きにしん・するめ・ひだら・田作り)煮干品・塩乾品熱・乾燥・煤焼・圧搾・冷却などの加工処理を施した味の濃い保存食品。例 みりん干し・でんぶ・乾燥角煮・ふりかけ・蒲焼
 
 
カンピロバクター
食中毒菌。家畜や家禽あるいはイヌ、ネコなどあらゆる動物に分布し、食肉、食品などを媒介として感染。病原性大腸菌中毒と並んで発生頻度の高い食中毒のひとつに数えられる。
 
 
全国学校給食週間
戦後の学校給食は、昭和22年1月に全国の都市部の小学校を中心に開始された(東京・神奈川・千葉の3都県の児童約25万人に対しては、前年12月から試 験的に実施していた)当時の日本は、戦後の食糧難から、学校給食用物資を独自で賄うことが困難であったので合衆国軍総司令部の物資や、アメリカの慈善組織 による海外援助事業として送られた「ララ」物資が当てられた。昭和21年12月24日には、総司令部、ララ委員会日本政府等の関係者が東京都の永田町小学 校に参列し、物資の贈呈式を行った。文部省(現文部科学省)では、この日を学校給食記念日として各種の事業を実施したが昭和25年から「全国学校給食週 間」と改め、期間を1月24日から1月30日までの一週間とした。その後、今日まで学校給食に対する感謝と将来の発展を期するための行事が全国で行われて いる。
 
 
学校給食
明治22年山形県鶴岡町で行われたのが始まりとされ、戦後は困難な食糧事情のもとで、主として経済的困窮と食料不足から児童生徒を救済するための措置として、アメリカ等からの脱脂粉乳等の援助物資を受けて再開された。その後、学校給食の意義に対する理解が深まり、学校給食法(昭和29年)の制定をはじめとする制度面での整備面があいまって、学校給食は逐年、普及が図られてきた。その結果、平成15年5月学校給食を受けている幼児,児童、生徒数は1043万人であり、実施率93.2%。このうち、完全給食の実施校は小学校で95.7%中学校で72.7%全体で87.5%であった。実施主体は義務教育諸学校である市町村等の責任の下に実施される事を前提にして規定されている。学校給食に要する経費については法により人件費は、施設設備費は設置者が負担して、食材料費等は保護者が負担する事になっている。
 
 
学校給食法
昭和29年法律第160号  目的は第1条に「この法律は学校給食が児童および生徒の心身の健全な発達に資し、かつ国民の食生活の改善に寄与するものであることをかんがみ、学校給食の実施に関し必要な事項を定めもって学校給食の普及充実を図ることを目的とする」と定められている。
 
 
行事給食
学校給食では、雛祭りや端午の節句、七夕など、日本の伝統的な行事のほか、クリスマスや卒業式などの折々の行事に併せて、行事にふさわしい献立を工夫してる。家庭の食事から伝統の行事食が減少しつつある現在、学校給食は食文化の伝承の場ともなっている。
 
 
交流給食
学校給食では、食事を通してコミュニケーションを深めることを目的に、これまでのクラス単位の枠を越えて様々な人々との会食を行っている。学校内では、異クラス、異学年、学校外では小学校と中学校などのほか、保護者との交流給食もある。
 
 
孤食
孤食は、家族がいても一人だけで食事をすることで、核家族化、少子化などの社会現象にともない問題となってきた食事形態。
 
 
個食
個人がそれぞれ好きなものだけを食べることです。
 
 
粉食
スパゲッティやパンなど粉を使った主食を好んで食べる事
 
 
固食
固定した自分の好きなものしか食べない事
 
 
小食
しょうしょく。食べる量が少ない事
 
 
用語集
食の知恵袋
食の歳時記(行事食)
郷土料理
食のことわざ
給食あの頃この頃